相撲編集部
相撲編集部
2019-10-08
私の“奇跡の一枚” 連載36 栃錦の母校愛を天下に示した「寄進相撲」
江戸っ子横綱栃錦――角界のみならず戦後日本のスーパースターである。半世紀にわたる私の行司人生で、その人間の大きさ、カッコよさ、豪快さ、きっぷよさ、優しさ等で、これほど「力士」というものを感じさせた人...
2019-10-04
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・出羽の花義貴編 あの幕下落ちの屈辱があったればこそ……――[その3]
出羽の花が入門した昭和49(1974)年の大相撲界は、怪童と言われた北の湖がグイグイと頭角を現し始めたときだったが、人気番付では、大関貴ノ花がダントツだった。貴ノ花の周りは熱狂的な相撲ファンや、ギャ...
2019-10-01
私の“奇跡の一枚” 連載35 奇跡の「引き分け勝負」を目撃
私はニュージーランド生まれ。父親の仕事関係で、母と兄と一緒に来日したのは昭和36(1961)年1月7日、5歳のときだった。来日間もないころから相撲をテレビでよく見、家族4人で相撲ファンとなった。 ※...
2019-09-27
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・出羽の花義貴編 あの幕下落ちの屈辱があったればこそ……――[その2]
こんなふうに、会心の相撲を取ることで自信をふくらませ、階段を上がっていく「陽」の力士もいれば、地面にたたき付けられ、血を吐く思いをすることによって自分を叱咤し、だんだん脱皮していく「陰」の力士もいる...
2019-09-24
『相撲』10月号 9月26日(木)発売!
2横綱不在の秋場所、貴景勝との関脇同士の優勝決定戦を制した御嶽海が7場所ぶり2度目の優勝を飾った。本誌では、全15日間の熱戦グラフ+支度部屋マイクで熱戦の振り返り、優勝、三賞力士、新昇進力士、各段...
2019-09-24
私の“奇跡の一枚” 連載34 “ホラ吹き”金剛のあのひと吠え
昭和50(1975)年、名古屋には二所ノ関旋風が吹いていました。横綱輪島は全休、北の湖も9勝6敗、人気大関の貴ノ花も途中休場と精彩を欠き、大荒れの場所。その優勝争いの先頭が、なんと前頭筆頭の金剛と青...
2019-09-22
相撲編集部が選ぶ秋場所千数楽の一番 優勝決定戦 御嶽海(寄り切り)貴景勝
千秋楽を迎え、3敗の御嶽海、貴景勝、隠岐の海の3人に優勝が絞られた。 ※写真上=史上初の関脇同士の優勝決定戦を制し、2度目の優勝を果たした御嶽海写真:月刊相撲 まず、生き残りをかけて貴景勝と隠岐の海...
2019-09-21
相撲編集部が選ぶ秋場所14日目の一番 隠岐の海(寄り切り)遠藤
13日目を終えて、3敗が御嶽海、貴景勝、隠岐の海、剣翔の4人、4敗に豪栄道ら5人で、9人の力士に優勝の可能性がある大混戦となった。 ※写真上=右上手を取って寄り立てる隠岐の海。竹縄審判は遠藤の足が出...
2019-09-20
相撲編集部が選ぶ秋場所13日目の一番 勢(寄り倒し)琴ノ若
幕内の優勝争いは単独トップだった貴景勝が敗れて、再び大混戦となった。幕下は4場所休場明けの千代の国が照ノ富士を押し出して復活の優勝。十両は2敗でトップの勢と1差で追う琴ノ若の直接対決が組まれた。 ※...
2019-09-20
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・出羽の花義貴編 あの幕下落ちの屈辱があったればこそ……――[その1]
大広間で雑魚寝している仲間たちのやすらかな寝息が、右からも左からも聞こえてくる。今、彼らは一体どんな夢の世界に遊んでいるのだろうか。布団に入ったものの、もう何時間もなかなか寝付かれず、悶々としていた...
2019-09-19
相撲編集部が選ぶ秋場所12日目の一番 貴景勝(突き落とし)妙義龍
場所前は貴景勝の大関復帰について悲観的な見方が多かった。夏巡業を全休して、本格的な稽古を開始したのは番付発表後だった。 ※写真上=左からの強烈な突き落としで妙義龍を降し10勝目、大関復帰を決めた貴景...