相撲編集部
相撲編集部
2019-05-15
相撲編集部が選ぶ夏場所4日目の一番 貴景勝(寄り切り)御嶽海
3日目に初黒星を喫した新大関の貴景勝だが、「勝つことができなかったのは悔しいけど、終わったことなので、明日の準備をするだけです」とすぐに気持ちを切り替えた。 ※写真上=5連敗中の御嶽海をモロ差しから...
2019-05-14
相撲編集部が選ぶ夏場所3日目の一番 琴鎌谷(押し出し)明瀬山
今場所の番付で東幕下2枚目と最高位を更新し、十両が目前に迫った琴鎌谷。佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の長男で、元横綱琴櫻の孫に当たるサラブレッドだ。 ※写真上=初めて大銀杏を結って十両の土俵に上がり、...
2019-05-14
私の“奇跡の一枚” 連載15 雷電イメージ!?の富士ケ嶽
私は相撲の町両国で保育園の理事長を務めている。平成25年(2013)3月31日に竣工式を行った5階建ての、夢と希望に満ちた新園舎に掲げる看板の字も相撲字である。 ※写真上=ダイナミックなチリチョウズ...
2019-05-13
相撲編集部が選ぶ夏場所2日目の一番 貴景勝(突き出し)琴奨菊
今場所一番の目玉は新大関の貴景勝。初日は相撲巧者の遠藤に何もさせず押し出して圧倒した。この日の相手は二所ノ関一門の兄弟子で元大関の琴奨菊。新大関戦を前に支度部屋では、一度仕上げた大銀杏が崩れるほど、...
2019-05-12
相撲編集部が選ぶ夏場所初日の一番 炎鵬(寄り切り)德勝龍
いよいよ令和最初の本場所が開幕。横綱白鵬が休場したが、各力士は記念すべき場所で活躍しようと気合が入っている。今場所の新入幕力士は志摩ノ海と炎鵬の2人。志摩ノ海は矢後を押し切れず叩き込まれたが、炎鵬は...
2019-05-10
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・麒麟児和春編 “頑張り方”の見本示した全力投球の土俵――[その2]
しかし、この力士になりたい、という熱につかれ、飛び込んできた少年の思いがストレートに結果に結び付くほど、この世界は甘く、ロマンチックにはできていない。麒麟児の初土俵は昭和42年(1967)夏場所だっ...
2019-05-07
私の“奇跡の一枚” 連載14 木村正直の名裁き
平成25年(2013)初場所後の1月29日午前1時52分、三役行司の木村正直(本名・山内幸久)さんが肝細胞ガンのため亡くなった。まだ59歳の若さだった。 ※写真上=すぐビデオで確かめたがる近年の審判...
2019-05-03
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・麒麟児和春編 “頑張り方”の見本示した全力投球の土俵――[その1]
青々とした木の葉越しに見える空は、立秋が過ぎたとは名ばかりのまばゆい夏の光に満ちあふれている。今日もまた、30度を超えるのは時間の問題に違いない。 ※若々しい取り口で、横綱・大関を脅かし続けた麒麟児...
2019-04-30
私の“奇跡の一枚” 連載13 ヒゲの伊之助涙の抗議
テレビ時代を前に、昭和27年(1952)秋場所、相撲協会は伝統の四本柱を撤廃。NHK の本場所中継は28年夏場所から始まった。我が日本テレビもこれに遅れじと翌秋場所から中継を開始した。その後のテレビ...
2019-04-26
【連載 名力士たちの『開眼』】 横綱・旭富士正也編 捨て身になってかかった人間の強さ――[その3]
退院から間もなくの昭和61年(1986)名古屋場所初日、10連敗中の大乃国戦が目前に控えていた。しかし、ここであっさり兜を脱いでは永久に負け犬になる。せめてかなわぬまでも、一度ぐらいは大乃国にヒヤリ...
2019-04-23
私の“奇跡の一枚” 連載12 横綱の責任と男の心意気
毎年12月、二所ノ関一門では、親方・関取・関係者が揃って、一門の祖・玉錦の墓参り(墨田区本所吾妻橋・清雄寺)を行うのが恒例となっている。 ※写真上=若き双葉山の属する立浪部屋へ祝福に出かけた玉錦。負...